私の老後人生 不安だらけ 日々思う事

介護士をしていて思う事

20年近く介護士をしていて、自分の人生と重ねて思う事!

私の人生も もう黄昏時、、、

日々利用者様方に接しながら思う事、

自分には後どの位時間があるのか?いつまで健康で居られるのか?

誰だっていきなり老人で生まれた訳では無いし、、、

好きで年をとった訳では無い、、、 

まして好きで病気になる訳でも無い、、、

でも認知症で苦しんでいたり、

自由の利かなくなった体に苛立ったりと、、、

家族も又、それぞれの立場で苦しみを背負う事になる。

これは決して他人事では無い事、

老若男女、誰にでも起こりうる事、、、

健康で自立、自分の足で歩いていたい! 

これが私の本音!そして希望!

 

自宅で家族を介護 もう少し知識があったら

もう少し楽に出来るかも知れないと思う事

介護される側、する側の気持ち

認知症があっても無くても良く聞く言葉として

「今はいいねぇ~こういう所があって!」

「遠慮しないでいいから!」「怒られちゃうから!」等々

 他にも色々と、、、

それでいて今帰ったばかりの家族に対して

「この頃誰も来ないのよ!」「今度いつ来るのかしら?」

「ねぇ息子に電話して!」そして決して譲らない!

いつまでも同じ言葉を繰り返す

認知症者のその時々の自分の願望は強い!

暴言、暴力的な行為になる事もあるから、、

でもこんな時、、、

『今、来てたでしょう!』『今、帰ったばかりでしょう!』等々

本人の言葉に対して、否定文で返さない方が良い。

自分では来ていない、逢っていない、記憶に無いのに

否定的に言われると不安になり、不穏になってしまう事が多い。

どんなに楽しそうに面会していても、今記憶に無いものは無い。

だから、、、

『そうね遅いですね、道路が混んでいるのかも知れませんね!』

『今度〇曜日に見えるそうですよ』 又、時間に余裕があれば

『玄関まで一緒に迎えに行ってみましょうか?』とか

『お茶でも飲みながら、一緒に待ちましょうか?』等々

気持ちを紛らわせて、話題をそらして寄り添う。

嘘をつく訳ではありません!

こんな時、本人は辛くて苦しそうです。

なので、、、

〔大丈夫なんだ!〕と安心して頂く一つの方法です。

食事の直後に

「まだ食べてない」「ご飯はまだか?」等も同じです。

果物、お菓子、牛乳、小さなおにぎり、お茶等

お腹に負担の無い物で、、、

 『今、食べたでしょ!』等 否定しないで、、、

肯定文で話をする。

『遅くなってごめんなさい』『急いで支度しますね』

『ちょっと、これ食べて待ってて下さいね』等々

 

否定文は逆効果! 肯定文で!

 

介護士は仕事だから、時間が来れば帰れるし、休みも有る。

でも家族は24時間休み無しでの対応、負担は大きい。

離れる時間は絶対に必要だと思う。〕

 

 私の人生も もう十分老後に突入している

でもまだパートだけど仕事をしていられる。

 健康であればこそ、だからこそ不安は大きい!

誰でも今より若くはなれない!

人生 前向きに考えた方が、得るものは大きい!

人生の先輩方で、現役で活躍している方も大勢!

そこに見習う事は多い!

元気、若さの秘訣かも!

不安に押し潰されない為には、どうすれば?